出産前の食事について

出産前の食事について

妊娠期間も終わりに差し掛かり、いよいよ臨月に突入。早く会いたい気持ちといつ陣痛がくるのか、期待と不安が交差している時期かと思います。妊娠中は食べてはいけないものもあるので、後期になると「もうそろそろ生まれるし、多少は食べても良いかな?」なんて気が緩んでしまう妊婦さんもいますが、妊娠後期も引き続き栄養バランスのいい食事を心がけなければいけません。

妊娠後期に起こりやすい症状

妊娠初期や中期は何もなかったという人も、後期になってから貧血になったという人もたくさんいます。妊娠中は赤ちゃんへの血液や養分などの送るので、貧血になり易いです。また、赤ちゃんが大きくなるにつれて腸が圧迫されて便秘になったり、後期になってからつわりになった等、人によっても体調の変化は様々です。

妊娠後期に食べて欲しい食品や栄養素

1つ目は納豆です。納豆にはビタミンKという栄養素が豊富に含まれており、これは赤ちゃんの出血傾向を予防するために必要な栄養素です。生まれた赤ちゃんもK2シロップを飲んで栄養を補うほど重要な栄養素なので妊娠後期は毎日納豆を取るようにしましょう。
2つ目はレバーです。レバーには鉄分がたくさん含まれており、鉄分不足で悩んでいる妊婦さんの強い味方です。ただ、レバーにはレチノール(ビタミンA)がたくさん含まれており、妊娠中にこのビタミンAを取り過ぎると奇形児になる可能性がありますので、過剰摂取は控えましょう。3つ目は玄米です。玄米は食物繊維が豊富に含まれており、便秘で悩む妊婦さんの強い味方です。また、玄米は血糖値を上がりにくくするので、妊娠糖尿病の人にもおすすめです・

外食はしても大丈夫?

基本的に医師から許可を貰っていれば食べる事はできます。ただ、外食は脂質や糖質、塩分の多い食事がたくさんありますので、食べすぎには要注意です。ですが、臨月に入りますといつ生まれてもおかしくない状況になりますので、不要な外出は控えてください。特に県をまたいでのお出かけは緊急時にすぐ産院へ行けないのでやめてください。

温かい物を食べるようにしましょう

特に暑い時期は冷たいものが食べたくなりますが、冷たいものを食べすぎるとお腹が痛くなってしまったり、体が冷えてしまい血液循環も悪くなるのでお腹が張ったり浮腫む原因になります。夏は氷の入った飲み物よりも常温の飲み物の方が体には優しいです。

まとめ

妊娠後期から臨月も、赤ちゃんが生まれるまで体は栄養や酸素をしっかり送り続けています。なので、食べるものには十分気を付けなけれないけません。初期や中期にはなかったのに後期になったらこんな症状が出て悩んでいる妊婦さんは多いです。栄養のバランスを考えた食事と、子宮口が開いていなけれなヨガやお散歩をして規則正しい生活を送ることを心がけてください。