妊活の正しい知識

妊活の正しい知識

好きな相手と結婚をして、その後パートナーとの間に子供が欲しいと思うのは自然なことです。パートナーと話し合い、子供を作ろうと妊活を始める人が多いでしょう。
ですが実際に妊活を始めるためには、どんなことから始めたらよいのか、妊活に必要なことなど知らない人もいるでしょう。
そこで今回は、正しい妊活の知識について紹介したいと思います。これから妊活を始める方や興味はある方は、ぜひ参考にしてみてください。

妊活とは?

一般的に妊活とは、子供を希望する夫婦やカップル、パートナー同士が妊娠をするために行う行動や活動のことです。一言で妊活と言っても、妊活には様々な行動や活動があり、それぞれの環境や目的に合った方法で取り組みことが望ましいとされています。

近年では、結婚も晩婚化が多く、出産も35歳以上の方が多くみられてるようになってきました。そのため、妊娠を希望としている夫婦やカップルの約3組に1組が妊活を行っています。妊活をしてすぐに子供を授かる人も入れば、何年経ってもなかなか子供が授からない人もい流のが現状です。

妊活には、様々な方法があるのでパートナーとよく話し合い、自分達に合った方法で無理なく始めてみることが大切です。そこで妊活を始めるにあたり、基礎知識を覚えて妊活に役立てて下さい。

妊活を始める時は葉酸サプリを摂取する

妊活を始める際によく言われているのが、葉酸を摂取することです。特に葉酸は妊娠する前から摂取しておくことが重要とされています。葉酸は赤ちゃんの成長過程に大きく影響を与え、神経管閉鎖障害といわれる赤ちゃんの障害の発症のリスクを減らす働きがあるからです。

そのため妊娠してからでは遅く、発症のリスクを少しでも減らすためにも妊娠の1ヶ月以上も前から摂取しておく必要があります。そのため、妊活を始める際には、特に葉酸を摂取するよう勧められています。

妊活中での1日に必要な葉酸の量は400μgですが、毎日の食生活でその量を摂取するのは難しいです。そのため、葉酸サプリを飲むことをおすすめしています。今では各メーカーから妊活向けの葉酸サプリがたくさんあるので、自分に合った葉酸サプリを選びましょう。

毎日基礎体温を測ることで妊活の目安になる

女性は、基礎体温を毎日測ることで排卵日や生理な予定日など、自分の体についてさらに知ることができます。基礎体温とは、朝起きた時に布団やベッドから出ずにそのままの状態で測った体温のことをいいます。

起き上がったり、活動してしまうとその日の基礎体温を測ることはできません。この基礎体温を毎日同じ時間で測ることによって、自分の体調の変化に気付くことができます。一般的には排卵日の2・3日前後で性行為を行うことで、受精しやすく妊娠につながりやすいとされています。

そのため、排卵日を知っておくことで妊娠の可能性が高くなります。基礎体温には、低温期と高温期があり、低温期から高温期に変わる境目に排卵日があります。排卵日は低温期からさらに体温がガクンと下がります。そして高温期に入るので、毎日の基礎体温をグラフにすることでさらに分かりやすくなります。

基礎体温を毎日測り、排卵日を目安として妊活に取り組んでみましょう。

妊活はストレスになりやすい

妊活を始めたからといって、すぐに妊娠するカップルもいれば、全く妊娠しないカップルもいます。妊活をすることで必ず妊娠するとは言えないのが現状です。妊娠するには、女性だけではなく男性の協力も必要です。

お互いに健康的な食生活や生活習慣を心がけることも妊活において大切なことです。現代社会では、不規則な生活や労働環境など、心身ともにストレスを受けやすい環境の中で暮らしています。そのため忙しい毎日の中、妊活をすることによってパートナーと衝突してしまうこともあるかもしれません。

周りのプレッシャーや他人と比べてしまうことで、妊活がストレスになってしまうこともよくあります。妊活を始めるときは、焦らず周りやパートナーの協力を得て、自分達のペースを維持し、妊活そのものがストレスにならないよう気をつけましょう。